2013年8月4日日曜日

高齢者が高齢者を騙す超極悪マルチ「INTERUSH」

この手の悪徳マルチは早期に問題化しません。騙されている側に被害者意識がないからです。

先日、interushの中間管理職的な立場の人と話をしてきました。ダウンラインを何人か抱え、毎月の36,000円は回収できているレベルのビジネス会員です。おそらくこの層が完全に信じ込んでいると思われます。リーダー格の言うことをよく聞き、コンテンツの使い方をよく勉強して、完全に落とすところまではいかないものの、コンスタントに新規さんをセミナーに連れてくることができるレベルです。親鼠にとって有り難い存在です。

彼らは騙している意識はありませんから、これを「詐欺ビジネスだ!」と非難してもピンと来ません。何となく分かっていながら「背に腹は代えられぬ」的なタイプではなく、本当に信じ切っています。
また、インターネット関連の悪徳マルチでありながら、ほとんどが高齢者であることもINTERUSHの特徴です。逆の言い方をすれば若者がこの詐欺ビジネスに引っ掛かることはないということです。(女性を除く)

「高齢者が高齢者を騙す」
もう、手が付けられない最悪のパターンです。若者に比べ、より頑固さが増す高齢者は、一度騙されると説得は難しいです。

裁判を起こした人は僅か22人です。
日本国内で被害届を出している人はほとんどいないと思われ(だから事件にならない)、法人すら存在しない日本国内では裁判を起こすこともできません。日本の警察が動き出すのはもっともっと先でしょう。その間に被害総額は膨らみ続け、あと10年~20年もすれば豊田商事事件をも上回る超超巨額詐欺事件となるでしょう。

50,000ポジション×月額12,000円×12か月=年間72億円
1年間で72億円の被害が出るのです。

日本の警察はいつまでINTERUSHを放置するのでしょうか。事件になるまで信者が目を覚ますことはありません。

高齢の信者が永遠の眠りにつくまで騙し続けるのでしょうか。

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