2013年9月8日日曜日

安愚楽牧場は逃げ切れてもINTERUSHは逃げ切れない

安愚楽牧場も相当悪質ですが、INTERUSHとの決定的な違いは最初から騙す気だったかどうかです。安愚楽牧場は途中から牛の数をごまかして勧誘を続けましたが、最初は真面目に事業を行っていました(ということになっています)。

INTERUSHは最初から事業の実体がなく、お金だけを集めてそのお金を配当に回す無限連鎖講を10年間も続けています。
未だ事件化しないのが不思議で仕方がないのですが、水面下では動きがあるのだろうと期待しています。

今、被害に遭っているのは将来の社会保障が不安でたまらない高齢者ばかりです。高齢者が生活しやすい社会を作るためにもこのような悪徳事業者は排除しなければなりません。

下記は産経ニュースより
-----引用ココカラ----- 
安愚楽牧場事件 詐欺での立件断念へ 警視庁など 「故意性」立証は困難
経営破綻した安愚楽(あぐら)牧場(栃木県那須塩原市)をめぐる特定商品預託法違反事件で、警視庁と栃木県警の合同捜査本部が、元社長の三ケ尻久美子被告(69)、同法違反罪で起訴=ら旧経営陣について、詐欺容疑での立件を見送る方向で検討していることが6日、捜査関係者への取材で分かった。
三ケ尻被告らは今年6~7月、実在しない牛の識別番号を記載した契約書を送るなど事実と異なる説明をして顧客と契約を結んだとして同法違反容疑で逮捕、起訴されたが、より量刑の重い刑法の適用は断念する見通しとなった。
同社をめぐっては、破綻の数年前から出資者向けの繁殖牛が大幅に足りない状態だったことや、破綻直前まで出資を募っていたことが判明。一部出資者が「牛が存在しないのに嘘をついて出資金を集めていたのは詐欺罪に当たる」などとして、三ケ尻被告らを同罪で警視庁に刑事告訴。各地の警察本部にも同様の告訴が相次いでいた。
合同捜査本部は、関係者の事情聴取などを行い詐欺容疑での立件の可否を慎重に検討。同社の行為は、民事上の「債務不履行」に当たるが、当初からだますつもりだったという「詐欺の故意性」を立証するのは、困難と判断したとみられる。
今後、各地の警察本部で受理した詐欺罪の告訴・告発を集約し、東京地検に関係書類を送付する。
-----引用ココマデ----- 

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